横浜の市立中学校で発生した事案が全国に発信されていました。

パソコンの操作ミスで生徒にわいせつ画像見せる
市教委によると、教諭は10日午前8時55分ごろ、理科の授業中に私物のパソコンで宇宙に関するDVDを見せようとしたところ、パソコンの操作ミスで、インターネットを通じて自宅で閲覧したわいせつな静止画像16枚が約10秒間映し出された。(Yahoo!JAPANニュースより)

この記事にコメント(ヤフコメ)が殺到しています。曰く「全国ニュースにするようなことではない」「些細なミスだから教諭を責めるな」「ロリコン系の画像だったら問題」等々……。

実際のところ、映し出されたのがわいせつ画像でなければ、こんな騒ぎにもならなかったのでしょうけど。

教諭は10日午前8時55分ごろ、理科の授業中に私物のパソコンで宇宙に関するDVDを見せようとしたところ、パソコンの操作ミスで、インターネットを通じて自宅でプレイしたオンラインゲーム「信長の野望」のログイン画面が約10秒間映し出された。

インパクトが全然違いますね。

それはともかく、何件かのコメントにもありましたが、問題は誤操作でもわいせつ画像でもなく、授業に個人所有の私用PCを持ち込んで使ったことです。

おそらく学校としては、校内規準やセキュリティポリシーに基づいて、私用PCの持込みは禁止していると思われます。したがって教諭の行為はルール違反になり、その点について教育委員会が何らかの処分を下すというのは、至極まっとうな判断と言うほかありません。

ただ、実態としては……難しいものがあります。

管理人の勤務校でも、私用PCの持込みは当然禁止。ましてや、横浜のケースのように私用PCを授業で使ってしまうような教員はいませんが、準備室に持ち込んだり、部活動の場で使わざるを得ないといった状況がないかというと……疑問です。

部活の遠征に公用PCを持参していくと、今度は逆に「公用PCを校外に持ち出し、情報漏洩の危険にさらした!」と問題になるわけでしてね。試合や遠征が多く、校外関係者とのやり取りが頻繁な部活の顧問は、やむなく自前のモバイルPCやタブレット端末を使ってスケジュールや戦績・記録の管理をしているようです。