先日、当サイトに問い合わせをいただきました。

高等学校を卒業後、製造業に従事されている20代前半の男性。お知り合いの中学校教諭の方から刺激を受け、教員を目指して転身を図っているそうです。

自分の成長も考えず何となく仕事をしている自分がものすごく恥ずかしくなり、何とか自分を、人生を変えるために、そこまで頑張れるあの人(中学校教諭)のように教師を目指してみようと思ったのがきっかけです。

職業柄、数多くの若者と接していますが、20歳そこそこで自分の人生にここまで真摯に向き合っている人は、数少ないと思います。かくいう管理人も20代前半なんて、のほほんと日々を過ごしているだけでした。

あっちでぶつかり、こっちでつまずきしながら、ようやく一人前に仕事ができるようになったのが、30歳手前。いわゆる中間管理職になって上下からの軋轢の中で、将来について思いをはせ、転身を模索し、それを果たしたのは39歳のときでしたから。

ただ20代だと、思い込んだら若さにまかせて勢いで突っ走る傾向があります。その人の性格にもよりますが、焦りは禁物。可能な限り情報を集め、熟慮に熟慮を重ねた上で方針を決めたら、一歩ずつしたたかに前進する、というスタンスが大切かと。

くり返しますが、まだお若いので焦る必要はありません。当面は日々のお仕事に打ち込みながら、転職についての情報収集と検討を続け、方向を見定めるのが先決かと思います。

……と返信しました。

月並みですが、がんばってください。経験豊富で広い視野を持ち、熱い志をいだきながらも柔軟な考え方のできる人が、これからの時代、教員として必要なのではないかと思うのです。