くり返しになりますが、現任校のWebサイトはHTMLタグ打ち&FFFTPで運営しています。

一度、近隣中学校でWebサイトの更新をお手伝いをする機会があったのですが、その学校では教頭先生が自らホームページビルダーを使って作業を行っていました。曰く「前任者が作った説明書に書かれてあることしかできません」。つまり、トラブルが発生したらお手上げということのようです。

市内のその他の中学校も、どうやら運用環境は似たり寄ったりというところ。

ホームページビルダーは、サイト運営に最低限必要な機能がオールインワンで詰め込まれた、それなりに便利なソフトですが、どうしてもデザインのスマートさという点では限界がありますね。

ただ、私もホームページビルダー7に同梱されていたウェブアートデザイナーは未だに重宝しています。画像にちょこっと手を加えたい場合、とても使い勝手のよいソフトなんですよね。単体で入手できないのが残念ですが。

それはさておき、先日、学校サイトの運営に関して大きな変革を起こす可能性のあるニュースが飛び込んできました。

未確定なのですが、市役所関係のWebサイトをすべてCMS(コンテンツマネジメントシステム)に移行する構想があり、その際には、本校のサイトもこれに乗っからないかとのこと。※CMSの解説はこちら → IT用語辞典 e-Words

IT用語辞典 e-Words 「CMS」

IT用語辞典 e-Words 「CMS」

いや、実にありがたいことですね。まさしく「棚からぼた餅」。私としては、この際、ぜひともCMS化して、職人芸的な運用から脱却したいのです。

ただ、ちょっと気になるのは、市内の小中学校がすべてCMSに乗っかった暁には、Webサイトのデザインはすべて同じになってしまうのか、ということ。WordPressで言えばテーマを入れ替えるように、デザイン変更の余地があればいいんですけど。

小中学校は義務教育なので、生徒獲得に特別な努力を払う必要はありませんが、高等学校の場合はちょっと事情が違いますからね。せめて、デザインはそれなりに特徴を出せるものにしたいところです。